SONY DSC T-50


720メガピクセルあるタッチスクリーン式のデジカメ。タッチスクリーンではなく液晶が2.5インチサイズのT10という製品もある。

充電はカメラから電池を外して行う。ソニー独自のケーブルを利用しており、中古ショップで探した場合はこのケーブルが見つからないかもしれない。ケーブルがないと転送が面倒なので必ず一緒に探すべきだ。ケーブルにはSONYと書いてあり独自の端子形式になっている。

バッテリーもSONY独自のものを使っている。代替品を見つけるのは難しいのではないかと思うが、こちらはROWAで探せば入手は可能だろう。

タッチスクリーンによる操作は賛否が別れるところだが、画面が広いので確認するのは便利だと思った。セルフタイマーなどを操作するのは面倒といえば面倒だがすぐに慣れる。

1cmまで近寄れるというのがウリの一つなのだが、どうもうまく行かなかった。コツがあるのかもしれない。また、出来上がりの写真はノイズ処理のためなのか、少しボケた状態で仕上がる。

他社製品と比較してしまうと、いろいろアラが見えるカメラなのだが、操作性もよく気軽に持ち運べる。さらに撮影した写真をその場で確認することもできる。販売当時には高級品だったのだが、今では1000円程度で手に入るのだから、メモ用などの目的で使うには便利なカメラなのかもしれない。

主なスペック

センサー 1/2.5 CCD
焦点距離 38 - 114mm相当
ズーム 光学ズーム3倍
F値 F3.5 - 4.3
記録メディア メモリースティックDUO/メモリースティックPro Duo
画素数 7.2メガピクセル
動画撮影 640x480ピクセル
コメント タッチスクリーン搭載のカメラ

写真の比較


マクロが売りということで近接して花の写真を撮影してみたが、どうもピンとこなかった。拡大鏡モードではピントが合わない。これはマクロで撮影したものだが、それほどきれいには撮影できなかった。普段は一眼レフで花の写真を撮影しているので、背景ボケに慣れてしまっているのかもしれない。

下の写真は一眼レフ(EOS Kiss Digital)で撮影したものである。レンズも廉価品を使っているのだが、背景がきれいにボケるのでそこそこの写真に仕上がる。

もう一つの違いがディテールだ。右はLUMIX DMC-F35で撮影したもの。洋服のシワというかディテールがうまく出ている。一方左のCyber-shot T50では全体的に「のっぺりとした」仕上がりになっている。近接しているように見えるのはDMC-F35が広角カメラだという事情による。CCDの画素数の違いなのかもしれないと思ったりするのだがちょっとそれだけでは説明できそうにないので、SONYはやや過剰にノイズを消しているのではないかと思う。

ただし、これが悪いというわけではない。肌の色はSONYのほうがきれいに出ているし、全体的にきれいに見えるのでポートレイトとしてはSONYのほうが良いと思う人がいるかもしれない。こういうことは複数のカメラを比較してみないとよくわからないのだなと思った。